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多分年内最後の3000峰行きをどこに行こうか迷ったが、既に北岳の夜叉神峠道は通行止めになってるし、先日初冠雪を記録した富士山にでも行ってみようかと決心。 何と言ってもこの山は登りに着こうと決心する間、登ってる間が鬱になる山だ。山頂に立てば結構ハイになるし満足度も高いのだが、単独峰の欠点というか大地以外に見るもののない退屈性と単調性が原因だろうけど。 東名集中工事で、少々遅れたけど富士川SAに着き仮眠。3時30分に起きていつものように買い物をして4時43分富士宮新五合目駐車場に到着。途中こんな時間なのに下りてくる車が数台あり驚いた。 5時30分まで仮眠し支度をする。駐車場は私だけ。 |
車から出て振り返ったら薄明の中に赤黒く貼り付けられた平面体が富士山そのものと気付くまで一瞬不気味さを感じた。たった一人だけという心理と露出した岩石だけの生物の存在を感じさせない雰囲気がかもしだす寂静とした時間のせいかもしれない。 蒼天目指し単調な登りを繰り返し、八合目で大休憩をしこの辺りから積雪が始まる。雪のつもりで足を出したら、氷状態なのでアイゼンを装着、良く効いて気持ちいいステップを刻む。9.5合目からは横着してブル道を直接観測所目指して登った。時々突風が細かい氷粒や小石を飛ばしてくるが、上手く身体には当たらなかった。 スタートが遅く分山頂にもやや遅く到着。 八合目でアイゼンを外し、新七合目で休憩し登りとは変わって熱くなった陽射しを浴びながら、眼下に新六合のハイカーを見下ろしながら貸し切りで独り占め状態を楽しんだ。 15時50分下山完了。 16時富士を去った。東名は相変わらずの渋滞。20時30分に豊橋到着。 これで来月からはしばらく地元の山を楽しむことにしようと思ってる。 |
【10/29】 |