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何故か突然、鏡平へ行ってみたくなった。小屋の前に寝転がって槍穂高を見上げながら仮眠した30年程前が蘇ってきた。 3時半準備を始め4時出発。彼方此方で明かりがつき支度を始めてるようだ。 河原歩きから始まるが、このコースは95%以上日影のない炎天下コース。 ここから一登りで鏡平小屋に到着。小屋横の池の前で槍穂高をバッグに記念撮影の団体が順番待ちをしていた。 にぎやかな小屋は通過して弓折へと登り、途中の小ピーク(弓折中段)で小憩して稜線へと向かった。 (左写真 秩父沢林道出会い 上方にシシウドヶ原) |
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向かう途中で振り返ると、鏡平小屋と池が足元に見え槍穂高も時々顔を見せていた。あいにくすっきりと全貌を見渡すことはできなかった。 |
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ガスの中を下山開始、幅広い尾根から双六小屋方向に降りだすと、ガスが晴れて明るくなった。2700m以上の山頂尾根上だけがガスに包まれてるようだ。(右写真)小屋まで降りて水を補給し、本格的に下山にかかる。 |
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ヘルニア以来の最長登山時間も登りが楽だったせいか岩岳の帰路のような林道歩き独特の腰の痛みは無く助かった。 バス停に戻り下山届を出し車に戻り、深山荘で露天風呂に入って汗だけ流して帰路に着いた。家についたのは23時過ぎ、新穂高は遠い。 今回の双六への登りは足の平行移動だけで登って行ける感覚の非常にベストな登山道だった。そのせいか登山マラソン?で登ってる人もいた。往復4時間位だそうだ。 南アのような薄暗い原生林の登山道とは異なった、陽の当たる岩状の登山コースもたまにはいいかもしれない。 お盆前の平日なのに、人は非常に多く感じた。これでも最盛期に比べれば少ないのかも知れないが? |
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4:00 駐車場出発 |
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