Macintosh　書籍　2

Macintosh Amusement Bible'93 MJ Project 編著 1982年／技術評論社／定価1.980円 ISBN4-87408-739-6 Macintoshのゲームで1992年までに発売されたものを、いろいろなライターが評価記事を書いているソフトレビューの総集編といったような内容の本です。コレクターにとって重宝するのは、ここに書かれている入手難易度の星で、これが多いほどレアーであることがわかって便利です。また、現在では考えられないような内容のゲームもいっぱいあることがわかって、ますますコレクター道にはまってしまうやばいバイブルです。

Macintosh COMPLETE マックパワー　編著 1980年／ビジネスアスキー／定価4.880円 ISBN4-89366-061-6 日本で独自に作成編集されたMacintoshバイブルで、総皮張りの豪華な内容の本です。ハードよりもソフトについての解説が主になっており、当時の日本での環境が知ることができて便利です。また、ソフト会社の歴史などが少しではありますが、記述されており貴重な資料となっています。

Macintosh Bible日本語版 アーサー・ネイマン　著 1990年／技術評論社／定価3.800円 ISBN4-87408-337-4 Macintoshに関わるあらゆる情報を盛り込んだ豪華な内容で、現在ではパート5が発売されています。周辺機器やMAC OSについてこれでもか！と言わんばかりに記述されており、辞典的な色が濃い内容になっています。ただ、あまりにも厚い本のためか日本語版が出版されるのに結構タイムラクがありますが、それでもMacintoshの書籍では、まずこの本の右に出るものはないと言えるほどなんでも載っています。

アラン・ケイ アラン・ケイ　著 1992年／ASCII／定価2.400円 ISBN4-7561-0107-0 GUIパソコンの父と呼ばれる彼の長い断筆の歴史を経て発売された貴重な書籍です。パソコンという言葉さえ無い時代に彼の頭の中には、未来のコンピューター像が存在していたことが読んでいて理解できます。またこの本と同時にOPenBook(現シノミクス)からCD-ROM版も発売されていました。パロアルト研究所で20年以上も前に彼が発表した「ダイナブック」はようやく実現されそうな感じが見えてきたと思います。現在はAppleのアップル・フェローの一人であり、WOZと同じく子供の教育という課題に積極的に取り組んでいるようです。

マックtheディケード 宝島マック編集部　編著 1994年／宝島社／定価1.400円 ISBN4-7966-0820-6 MACが発売されて10年が経過したのを記念して発売された、特集号のような本です。内容は、宝島らしい斬新なタッチで読んでいておもわず吹き出しそうになる所が満載されていて、暇つぶしにはもってこいのないようです。また独自のアンケートもたいへん面白く、読んでいてあきのこない良くできた本だと思います。

MONDO COMPUTER アスキー出版局 1996年／ASCII／定価2.400円 ISBN4-7561-1553-5 Appleだけでなく、多くの古い時代の日本や海外のコンピューターが貴重な資料とともに紹介されています。シンクレアLQやAppleIIの初期ライバルだったコモドールのPETなどが紹介されていて、資料的価値が高い本になっています。この本で紹介されているコンピューターのほとんどを知らない人が多いと思いますが、昔のコンピューターほど面白いものはないんだ！教えてくれて勉強になる本だと思います。