Apple Interactive Television Box


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1995年5月にAppleが発表したSet Top Boxです。Centris 610系のマザーボードをベースに、68040/25MHz LCプロセッサーを搭載(マザーボード画像)し、背面ポートに、SCSI、Ethernet、RF In & Out、Serial、S-Video、RCA A/Vジャックなどを持っていました。当時のプレスリリースによれば、Lightspan Partnership社、nCUBE社、スウェーデンの電話会社Telia社などに供給されていました。元々これはAppleのSteve Perlman氏が中心となり、ケーブルテレビを通じてインターネットを使用したネットワークサービス市場に参入しようと試みていた製品らしく、Perlman氏は、当時のメディア王であったPaul Allen氏とMarvin Davis氏を引き込み、SONYとPhilipsにも生産してもらうよう手を尽くしていたようです。結局商業的には良い結果が得られませんでしたが、後にPiPPiNへのこれらの技術は受け継がれていったようです。