北岳 3192M
2001年10月31日(水)
快晴〜快晴
単独  山頂付近時々可能

去年失敗したので確認のため10月の25日に芦安村役場に今年の道路封鎖日を尋ねた。

先月崩落があり、そのまま今期通行止めになっており、奈良田からは入山可能だけど朝までトンネル工事をやっております。と

どうせ、夏と違って陽が出るのは遅くなってるし、一時間ぐらい遅れても登山には影響ないので今年こそ秋の最後を北岳に行きたくなった。

 

奈良田から広河原を目指すのは丁度一年前の失敗以来、それも夏に経験したあのいやな吊りトンネルを通過すると思うとドキドキする。東名の集中工事中ではあるがネットで常駐して渋滞状態を調べてみると夜間は順調に流れているので安心して出発。又天気予報も芦安村は上天気だし本当に便利な時代になった。

東名は工事の影響は20分程度で、順調に富沢に着く。ここでトンネル工事の時間待ちをするため仮眠。

3時に起きて奈良田へ向かう。

もう一度大門沢分岐で仮眠。5時20分頃広河原へ着く。途中の吊りトンネルも大分工事が進み、前回のように滝のような水漏れは無くライトも明るく反射し快適だったただ、そうとは知らずに私の後に来た若者はハラハラしながら昇ってきたようだ。

広河原の駐車場にはたった3台止まってるだけ、私の後に2台きて本日の予定者は3名だけ静かな登山になりそうだ。

6時22分身支度を完了して出発。夏より約一時間遅れ、12時まで着けるかどうか?

吊橋から北岳を見ると快晴、大樺沢には雪渓は無く、パットレスに新雪が見える。

日陰の霜の降りた道をひたすら二俣分岐を目指して歩く。休もうという気分がおきないまま、いつとなく二俣に到着。

雪の無い二俣の写真を撮り、秋のパットレスを見上げ通過。ここから気持ちのいい陽の当たる登りが山頂まで続くことになる。

すっかり夏草が枯れてしまい見晴らしが良くなった登りが小太郎分岐まで続く。今回は特別に休むことなく歩いた。この辺から運動不足で太股が重くなりだした。稜線手前でセーターを着て風に備えて稜線歩きを始めたが、思ったより風はなく快適。順調に歩いて??丁度正午に登頂。

温度7℃風がないので穏やかな陽気。北岳に来て初めてスタートから登頂まで雲一つ無く、更に周囲遠望北アから中ア八つ富士山、いつもガスがかかる甲斐駒まで360度澄み切った快晴。

山頂で今日の登山者たった4名でしばらく会食しあった。

小屋泊まりの一名を残して夫々下山開始。肩の小屋で夏に品切れだったマグカップを購入し一時間で小太郎尾根分岐を通過し、御池小屋で少し休憩した後一気に御池尾根を下った。

草すべりの途中から両足の小指の豆がつぶれ我慢我慢の下山でした。

靴底を張り替えて歩きずらかったのが原因?

昔池原、岡田、増山君達と撮った思い出の水場

帰路奈良田と西山温泉で風呂のみは断られ、早川町営のヘルシー美里で風呂に入ることができ一息ついた。400円。冷えた体を暖め、足の指にバンドエイドを貼り気分転換し家路を急いだ。

何となく今回R52号は車が少ない気がした。清水まで前の車について相当飛ばした気がする。(煽ったのではない!!)

東名は途中牧ノ原で仮眠、目覚めたら23時になっていた。おかげでその先は渋滞もなく0時半頃家についた。

 

21時44分 自宅出発

22時02分 豊川IC入る

23時42分 清水IC出る

23時48分 52号に入る

0時20分  富沢道の駅で仮眠
3時05分  富沢道の駅出る
4時20分  早川発電所前(大門沢出合い)で時間待ち
5時20分  広河原到着

6時22分  広河原出発
8時38分  大樺沢二俣出合い通過
10時11分 御池小屋分岐通過
10時32分 小太郎尾根出る通過
11時12分 肩の小屋通過
11時33分 両俣分岐通過
12時00分 北岳山頂
12時30分 北岳山頂下山開始
12時45分 肩の小屋通過
13時00分 小太郎尾根分岐通過
13時05分 御池小屋分岐通過
13時45分 御池小屋到着
13時50分 御池小屋出る
14時14分 御池尾根分岐通過
15時08分 御池、二俣分岐通過
15時28分 広河原山荘通過
15時33分 下山完了

15時45分 広河原出発
17時27分 ヘルシー美里出る
17時57分 52号入る(清水まで63キロ)
19時19分 清水IC入る
24時30分 牧ノ原で仮眠しすぎて帰宅

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