|
山犬段〜千天出合〜千石平〜鋸山〜房小山 |
前日仕事が終ってからゆっくり出掛け山犬段の小屋へ向かった。 気のせいか2年前より道路が状況が良くなってるような気がした。でも最後の3キロの登りは相変わらずの荒れようだった。 明るくなり出発、林道をショートカットで千天出合まで行き、そこから尾根上に出た。沢をツメルので急登が続くけど短い、直ぐに尾根上に出る。左鋸尾根、三ツ合。右鋸山、バラ谷山、黒法師山と深南部から光岳へのメイン尾根上にたつ。風が上昇していく、暑涼しく位置によって激しく変化した。 千石分岐から再度急登を少しすると開けた千石平に出る。ここから少し下って再度少し登ると呆気なく鋸山に着く。 やや横前方、まだ大分先に房小山が見える。 |
|
一気に50m 程急降下し鞍部に下りヤセ尾根を登り下りし、ガレ場を越えると草原上の尾根に出た。 勾配の少ない草原上の尾根を登って行くと笹上の傾斜になりやがて正面に房小山本山の尾根となる。 右手下に池塘があり牧歌的ではあるが何本もの獣道が錯綜していた。正面ピークに向かい適当に笹の中を登り 山頂に到着。小憩。 正面にバラ谷山が見える。 バラ谷から前黒法師山、黒法師岳等なじみの山並が見え高揚感が溢れ出す。 |
|
遠望に山並が見えなければ山を登ってるような周囲ではない、獣道イッパイの笹状尾根をテープをつけながら登ってると予定外に時間を費やしてしまった。 1880mあたりでテープが終了してしまい、時間も12時になったので無理せず残念ながら引返すことにした。 ルーファイの必要性これが南ア深南部の魅力なんだろうな、と益々引き込まれていく。 今の登山ブームの人達には道はついてるのが当たり前に思ってるとこがあるけど、登山道はもともと不鮮明なのが当たり前だった。 いよいよ夏山用の水分補給態勢にしなくては、と感じた。 |
|
林道を戻る途中1箇所に携帯電話と読めそうな消えかかった看板があり、取りだしてみるとアンテナが昨晩から始めて立っていた。 ただ、電源も残量ゼロに近かったため最小文字の連絡を送り再度しまい込んだ。
夏の予習といったところか。 4時過ぎ多分最後の下山者として山を下り、川根温泉で風呂に入ってから豊橋に向かった。 帰りの東名は眠たかった。ぼちぼち普段の睡眠も考えないと日帰り登山だけでなく人生に影響がでそうでアブナイ。 |
|
6:23 山犬段小屋出 |
|