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広河原から林道を北沢峠まで行けば、甲斐駒仙丈の日帰り登山が可能になる。 結構過酷なタイムトライアル登山になりそうだ。 |
結局広河原に着くまで道路は濡れており、強くは無いが降ったりやんだりのくりかえし。 4時30分ごろから臨時バスが次々と到着しだしたので、リュックをバス停に置き、切符の販売を待つ。 5時に切符の販売がはじまり、往復を買ってから身支度をととのえ朝食を取るなど、出発までゆっくりと休憩した。 6時ごろになると北岳方面など峠行き以外の人はセンターから消え静かな駐車場になる。 6時50分予定通り出発。北岳と大樺沢がきれいに輝いている。 |
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6時50分予定通り出発。北岳と大樺沢がきれいに輝いている。 7時16分北沢峠到着。すぐ歩き出す。峠は2032m約900mの登りのタイムトライアル登山の開始。 テント花盛りの長衛小屋を過ぎ、仙水峠への登りに入る、堰堤をいくつか越え繰り返すうちに仙水小屋を7時56分通過。 静かな樹林の登りから、石がゴロゴロした明るい道になるとまもなく 仙水峠だ。8時28分到着。目の前に甲斐駒、摩利支天が青空の中、迫力満点でそびえ、果たして昼までにあそこへ到着できるかどうか?不安になった。(下写真) ここまでは最高の天気だった。 |
![]() 仙水峠から暑い急登を繰り返す内に到着した駒津峰(駒津岳)2750m この時点で10時過ぎ。 |
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花崗岩で覆われた甲斐駒の威容をまじかに仰ぎながら六万石への下りとなる。 結構急に下っていくので帰りにまた登る体力の不安を感じる。 10時30分六万石到着。お昼まで後1時間30分しかない。 帰路の駒津岳への登り、更に双児山への登り等考え一気に直登コースを選択して勝負にかけた。 ここまでオイツ抜かれつだった人達もここへきて、飛ばし始めだした。 直登して直ぐ、大岩を乗り越えしてるうちに時間がきてここを下りるのは難儀かな、と心配してる間にも 高度をかせぎ、やがて砂地の登りになり、先行のパーティに追いつく。 摩利支天コースを足下に見て一休み、既に11児8分。ガスが晴れて山頂が真近くに見えた。最後をゆっくりリズムで歩いてるうち、道がなくなり一転山頂到着、11時18分。 |
![]() ガスっ照るものの近場の見晴らしはマアマア。 |
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帰路の二ヶ所の登りに不安があるため、そうそうに出発。11時30分。 3時まで2時間30分はあるので何とか予定がクリアできそうで安堵し気が楽になった。 これで甲斐駒も見納めで600mの下りを残すのみとなった。本当に気分が楽になり10分程休憩。 13時18分下り開始。後1時間ぐらい、2時20分にはバス停に到着できそうだ。 30年前の地図にもこの尾根は滑りやすいので注意とかいてあるが、今も変わらず足下に注意してゆっくり下山。途中、3時のバスに乗る若者に2人追い抜かれたが、馬鹿に飛ばしてるなと思いながらも、今回の山旅を楽しむようにゆっくり下山を続けた。双児山を下りだして約1時間過ぎた14時10分頃、何時までも状態が変わらないので少々タイムに不安なり、追い抜いて行った彼らのようなペースで歩かなければまずかったのか心配になった。足は今回は異常はなかったのでここから小走りで下りだした。 それでも気分的に大分走り下りだしたころやっと北沢峠へという標識に出合い、更に飛ばした。 時間にすれば小走りしたのは15分ぐらいだったが、なんとか14時25分バス停到着。 無事完了した。 走らなければもう15分ぐらいは余分にかかってると思うので40分ぐらいの到着だ。 小屋が見えたり、バスの音とか感じるものがあれば不安はないだろうが、楽勝のつもりでいて 40分ぐらいにまだ下ってると相当焦るだろうと思う。 |
小憩してると、登山客がたまったので14時49分第一陣でバスは峠を出発した。15時38分広河原を出発、帰路に。今回は芦安で温泉に入りたいので来た道を選択。 7時10分清水ICに入り、途中仮眠をとり22時21分帰宅。 7:16 北沢峠出発 7:56 仙水小屋通過 8:28 仙水峠 8:34 10:01 駒津岳 10:06 10:30 六万石通過 11:18 甲斐駒山頂 11:30 11:55 六万石通過 12:20 駒津岳 12:30 13:09 双児山 13:18 14:25 北沢峠 15:38 広河原出発 16:20 桃の木温泉 17:00 19:10 清水IC 22:21 自宅到着 |
今回のタイム 1 北沢峠から仙水峠1時間12分 2 仙水峠から駒津岳1時間27分 3 駒津岳から甲斐駒(直登)1時間12分 帰路 4 甲斐駒から駒津岳(トラバースコース)50分 5 駒津岳からバス停1時間55分
帰路への不安から休憩することもなく歩いた3と4の時間短縮が今回の登山を成功させた様なものだ。 タイムロスのボトルネック地点 駒津岳から六万石のヤセ尾根通過、急な昇降での渋滞、 とにかく体力の無い私でもみだりに休ます、蟻のように亀のようにゆっくりペースを崩さず歩きつづけることが出来れば目的地には到達する。とただ、直登の岩のノッコエはふくらはぎが痙攣したりでキツカッタ。 |