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いつも通り出発し豊科ICを下り、今回は中房温泉へと向かう。登山靴は修理から戻ってこないので、ウオーキングシューズで決行。前回と異なったのは梓川SAで仮眠したことだ。未明3時25分第一駐車場へ到着。始め第二駐車場から河を渡って直ぐにあるのに気付かず温泉まで行ってしまい、又戻ってきて見つけた。初めてのとこでしかも真っ暗の中ではしかたない。明かりを消し爆睡。 5時前から食事をとり準備開始。駐車場で動く人は一人しかいないので静かな山行きと想像した。 5時25分駐車場を出て登山口に向かった。400m結構な坂を登り中房温泉前に着いてびっくり。人人人で広場はいっぱい。次から次とタクシーが到着し登山者を掃出す。さすがに表銀座ということはある。熟年団体登山、高校生大学生の縦走隊であふれまくっていた。 |
小屋で休憩しいよいよ陽の当たる暑い登りとなった。 槍の穂が段々大きくなり尾根が見えるようなるころに合戦沢の頭2489mに着く。眼前に燕山荘と燕岳、表銀座コースと大天井等が広がり一気に気分が上昇した。 ここから一時間弱の登りで9時33分に燕山荘に到着。絵はがきのような風景画が広がり涼しい風とともに汗は気持ち良く今までの苦労を流し夢の世界へと誘う。せっかくエライ辛いキツイとインプットされたのに簡単にデリートだ。 (左下へ) |
花崗岩と砂礫の白砂と奇岩群の間を少し登ると10時27分早早山頂に到着。 3000m弱ではあるが、それなりにキツイ登りと稜線上のコマクサ等の高山植物と奇岩、グルリとアルプスの連山がとりまき暫し人は心を奪われる。これで最後にしようと思ったのにやめれなくなってしまう。山頂は4〜5人もすわればいっぱい、石の表示板だけのすっきりしたものだ。 ここでこのまま東沢乗越から中房温泉へ回るコースを選ぶか迷った。けど靴が靴だけに往路を戻ることにした。それでも時間があるので北燕岳に行った。この途中にもコマクサの群落がありこちらの方が存在感が強かった。 北燕岳も山頂には何もないただ展望が広がるばかりだ。きた道を燕岳にゆっくり戻り時間潰し。12時まで山頂で遊ぶ。 |
ふと槍穂高方面を見ると雲が張りだし始めたので渋々下山することにした。 下りだすとウオーキングシューズは踏ん張りが効かないのでゆっくり下るしかない。30分ぐらいの下りで合戦沢の頭、途中今日の燕山荘止まりの登山者が大勢登ってきた。 稜線を見納め、10分ぐらいで合戦小屋に着く。小憩して下山開始、大体20分ぐらいの間隔で下り終える。(あくまでもゆっくり下った場合。)第三ベンチ辺りですれ違った登山者が今日の登りの最終だった。 持っていった水分類を第一ベンチまでに全部飲み干して15時頃温泉に下山完了。 下山入浴を申し込んで、荷物を置き車を取りに行く。ふと温泉でなく駐車場の横の沢で水浴びしたほうが気持ちいいカモと。 本館で入浴券を買い〔700円)長い廊下を歩いて湯殿へ。昔の湯治場の雰囲気を感じさせるたたづまいだ。 数人で一杯の湯殿だけど、汗を流し陽焼け止めを洗い流し、髪を洗い、やっと人心地ついた。その代わりちょっと前の夢の世界を忘却の彼方へ、と。 気分を切替再び現実世界へと出発。駐車場係の「有難うございました」の声に送られ15時51分中房温泉出る。 豊科IC手前で気になっていた大王ワサビ園に立ち寄ってみた。 途中駒ケ根で仮眠し、飯田から151経由で帰宅。 |
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コマクサの群落の1つ 今回の所要タイム 中房温泉登山口→合戦小屋 2時間30分 燕岳→ 合戦小屋 55分 |
21:19 豊橋自宅出る <2002/8/7> |